
5分でできる!?綺麗な金文字の作り方教えます
こんにちは、デザイナーのタカハシです。
暑さのあまり外に出るのは大変だけど、花火シーズンで浴衣を着てはしゃぐ女性や子供を見ると「夏っていいなあ…」とも思わせてくれる8月のど真ん中、もうお盆ですね。
熱中症の怖いこの時期、塩が美味しいサラダせんべいをお守りに備えています。
ソーシャルゲームや様々な広告で派手な金の文字を見かけますね。
私もお仕事で金文字は「目立たせたい」「リッチに見せたい」という事もあり過去にもよく作っていました。
そこで今回は5分で簡単に作れる、綺麗な金文字の作り方を教えます!
使用ツールはPhotoshopです。
まずは文字の大きさや幅を調節しましょう。
ひらがなを小さめに、漢字強調なバランスにしてみました。
このあたりのバランスを気にするデザイナーさんは数多くいますので、
ここができるようになれば「この人はできる!」と思われるかも?
次に金のグラデーションを付けます。
レイヤースタイルのグラデーションを使いましょう。
グラデーションの付け方ですが、一番のポイントとなるのが
真ん中でハイライトと一番暗い色の2色で境目を付ける事です。
こうすることで陰影のはっきりとしたメリハリができるので、かなり目立たせられます。
【明るい上側】の方で使う色は彩度の高い色を、
【暗い下側】は下の方に反射光として少しだけ明るい色を入れてあげます。
これだけでツルッとした金属っぽさが出ましたね。
これで金っぽい色にはなりましたが、色のせいで読みにくいし金属感が物足りない…。
しかしレイヤースタイルの光彩(内側)を使えば解決できるのです。
色は明るい黄色やオレンジ系を使いましょう。
描画モードも覆い焼きなどの光が強いモードにするとソリッドな光彩を入れられ立体感も出せます。
縁に明るい色を入れたことで金属のような質感が出て、ずいぶん印象が変わりましたね!
読みにくかったグラデーションも読みやすくなりました!
大体の方がここで完成!にしてしまいますが…
ワンランク上を目指すならもう一工夫することも大切です。
実はこれがクオリティを高く見せる肝でもあるのです。
私は「もっと光沢感と高級感、文字の強弱がほしい」と思い、光のテクスチャを追加してみました。これにより「暑い」の文字の印象が強くなった気がしませんか?
光のテクスチャやブラシで光を入れるだけでもキラキラ感や磨き上げられた金の質感が出てクオリティがずいぶん上がったようにも感じます。
上記のように強い光を1~2個だけ使うときは、グラデーションのハイライト部分に光を置くとキラッと見せられます。
特に強調したい文字には強い光や大きい光を置くと目立つので効果的です!
なぜワンランク上を目指すのか?
元々は『良いものを作りたい』『作業の効率化』という目標でしたが
「これ凄い!」「僕、○○さんの作るデザイン好きなんですよー!」なんて言われたら嬉しくありませんか?
自分の技術を上げる事としても、いいものを作ることは大切です。
そんな感じでPhotoshopでできる簡単な金文字講座でした。
「こんな質感、作るの大変だろうし絶対時間かかる!」と思われがちですが、いかがでしょうか?
これ以外にもまた違った表現なんていくつでもあるので、新しい表現を探しながら作ることもステップアップになります。
私もまだまだ研究中です!
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